組織的記憶
著者: Doğan Turan, Co-founder, Qualia
要約
組織の記憶とは、意思決定の場にいなかったメンバーでも、数か月後に過去の判断理由を辿れる状態を指します。それがなければ、どのチームも年に2度、同じ教訓を再発見し続けることになります。
組織図は変わり、ツールは刷新され、人は去っていく。スタジオに残るもの――あるいは残らないもの――とは、下された決断とその背景にある理由の記録です。それがなければ、そのスタジオは見かけ以上に未熟だと言えます。
単一プロダクトの企業における組織の記憶は、Wikiの課題に過ぎません。しかしマルチプロダクトのスタジオにおいては、ポートフォリオ全体の課題となります。「Game 2」で得た教訓は、チームリードが異なるとしても、「App 5」で同じ判断を下す誰もが活用できる状態であるべきです。
Qualiaは組織の記憶をプロダクト単位で管理しつつ、横断的な閲覧を可能にします。各プロダクトが独自の意思決定記録を持ち、ポートフォリオのアクセス権を持つオペレーターなら誰でも横断して参照できます。教訓をゼロから学び直す必要はもうありません。